96 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:24:47.65 ID:E5cjh78o0
『第五話 脱出への道』
『ブーンの場合 (9月29日)』
(;^ω^) す、すみませんお。・・・い、頂きますお・・・
俺はショットガンの弾を数発取り、死体に抜かって手を合わせたお。
( ^ω^)・・・俺があなたの分も生きますお・・・だから安らかに成仏してくださいお・・・


98 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:27:09.54 ID:E5cjh78o0
あの傭兵と別れた後、俺はとりあえずVIPビルへと向かうことにしたお。
( ^ω^) ・・・・・まだ時間もあるし、日記の続きでも書こうかな・・・
歩いている途中に何故かそのようなことを考え近くにあった廃屋へと俺は向かったお。
( ^ω^) ・・・ふう〜まさか肩の傷を負った俺が生きているとはな・・・まったくついているのか、ついていないのか・・・
愚痴を言いながら右ポケットにある手帳を取りだし今までのことを鮮明に書いたお。
『・・・・・あの後俺は死んだはずだったお。だが俺は生きているお。ある男に助けられたのだお。その男は傭兵で生存者を捜しているらしいお。おかげで脱出方法も見つかり今俺はそこに向かっているお。
神様・・・俺を生かす気ならどうかVIPビルまでは問題を起こさないでくださいお・・・』


100 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:28:15.20 ID:E5cjh78o0
一息つくと俺はすぐそこに死体が転がっているのに気がついたお。
(;^ω^) ・・・!?・・・何だ仏さんか・・・ゾンビではないよな・・・?
近づいてみるとその死体は傭兵風だったので驚いたが、よく見るとあの男ではないらしいお。
( ^ω^) この仏さんはあいつの言ってた仲間かな・・・あ!弾があるお。
死体の持ち物をあさるのは気が引けたがそうも言ってられない。
俺は死体からショットガンの弾4を手に入れたお。
( ^ω^) 弾数はまだ少ないけど・・・大丈夫だろう。VIPビルまではもうすぐなんだし・・・
他にも何か手に入らないかと探ってみたらこんな物を見つけたお。


101 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:30:09.91 ID:E5cjh78o0
・箱 中身はからであったがこの大きさでは持っていけないなお。
・調合したハーブ 死体が持っていた物。これは持っていこうお。
・ペットボトル×2 まだ新品で水が入っているお。怪しかったが喉がカラカラなので飲んどこうお。
・ガソリン 何となく必要な気がするお・・・このままではもって行けないのでさっきのペットボトルに入れとこうお。
・ライター ガソリン=ライターの安易な考えから持っていこうお。
・ロープ 何かに使えそうだお。とりあえず持っていこうお。意外と長いお
・ペンダント ・・・この傭兵の仏さんの持ち物だお。・・・一応持っておこう。
・タバコ 俺は吸わない派だお。
・何かの本 何冊か散らばっているがどれも必要はなさそうだお。
・包帯 一応巻いとこうお。全て使いきってしまったお。


102 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:31:23.52 ID:E5cjh78o0
とまぁこんな具合だなお。
一応の装備を調えた後俺はVIPビルへと向かうことにしたお。
途中ゾンビに何体か会ったが全てハンドガンで倒したお。
しかしゾンビは火は効かないらしいな・・・
燃えているゾンビにも何体か会ったがどれも普通に追ってくるお
まったくウィルスとは恐ろしい物だお・・・
本当に怖くてちっびっちゃうお


103 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:32:27.31 ID:E5cjh78o0
俺はそんな事を悠長に考えていたお
だから後ろに2つの生物がいたのをまったく気づかないで歩き続けていたお
我ながら情けない話だったお・・・
(;^ω^) ・・・・・ん?
ようやく後ろに誰かいるのを気づいた俺は恐る恐る振り返ったお。
(;^ω^)・・・・・あ!?


104 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:34:03.17 ID:E5cjh78o0
『ショボンの場合 (9月28日)』
荒巻達と別れた後、私ははVIPビルへと走り続けた。
後ろから銃声が聞こえるが私は振り向かずに無我夢中に走った。
ゾンビが居ようが生存者が居ようが私は走った。
VIPビルへと行く。それが私のやるべき事。
そう思い私は走り続けた。
疲れて立ち止まったときにはVIPビルにはすぐそこに迫っていた。
(´・ω・`) ・・・・・・・・


106 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:34:52.21 ID:E5cjh78o0
私はVIPビルへと歩きながら考えた。
このまま脱出しても果たして俺はどうすればいいのか?
ジョルジュはクーのためにも死ぬなといった。
確かにクーなら私の自殺を笑って止めるだろう。
自分のせいで私が困るのを彼女は非常に嫌っていたからな。
死んだ後もクーはきっとそう思ってるだろう。
だが残された私はどうすればいい?
・・・私は怖いんだ。


108 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:38:48.41 ID:E5cjh78o0
もし私がこのまま生き続け、そしてクーの事を忘れてしまったら・・・
私だけ幸せになる、私はクーのことを次第に忘れてしまう。
それが怖いんだ・・・
だから私は自殺をしようとした。
私が死ねばクーは悲しむ。逆に生き続けると私が悲しむ・・・
・・・・一体どうすれば良いのだ?
私が悲しむのとクーが悲しむの、どちらが良いのかというと断然私が悲しむ方が良いが・・・
・・・答えを見つけるまでにはしばらく時間がかかりそうだ・・・
そう考えてるとやっとVIPビルへとたどり着けた。
ここが脱出への鍵であるVIPビル・・・
明後日から屋上にヘリが来るのか・・・
とりあえず私は明後日まで待つために休む場所を探すことにした。
・・・さてこれからのことをまた考えるか・・・・・


115 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:43:20.57 ID:E5cjh78o0

『ドクヲ&ジョルジュの場合 ドクヲの視点 (9月29日)』
( ゚∀゚) ところでその武器は一体どうしたんだ?
俺達は緊張をほぐすために軽い雑談をすることにした。
('A`) どうしたって?
( ゚∀゚) 一介の警官がそんな武器を持ってるわけ無いだろう?
あぁそうか。俺がマグナムまで持っているのを不思議に思っているんだろう。
('A`) うちの署が武器庫を占拠された時の事を考慮という理由で武器、弾薬を散らしたんだ。脱出する際に俺達が貰ったがな。
( ゚∀゚) なるほど・・・お前等の仲間は全員無事に署から脱出したのか?
('A`) いや・・・殆どが殺され、残ったのも堅物だけでな・・・脱出する際に説得したんだがダメだった・・・まぁ脱出しても生きているとは限らないがな。
( ゚∀゚) ・・・・・


116 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:45:43.39 ID:E5cjh78o0
('A`) 俺も質問だが俺の他に助けた警察官ってどんな奴だったか?
( ゚∀゚) そうだな・・・若いニコニコした男とショボショした優男だ。
・・・・・きっとブーンとショボンの奴だな。
('A`) そうか・・・奴らは生きているのか?
そう聞くとジョルジュは苦笑いをしながら
( ゚∀゚) そこまでは分からないな・・・だが武器もきちんと揃えてたし死んではないだろ。
('A`) まぁ生きている希望は持てるんだから良しとするか・・・見えてきたぞ・・・


118 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 19:47:24.18 ID:E5cjh78o0
雑談を時ながらも数々のゾンビを散らしてきた俺達はやっとの事でVIPビルまで来た。
( ゚∀゚) おい・・・・・
バーンが嬉しそうに言った。
('A`) あぁ・・・ブーンだ!
何日ぶりかに見る仲間に俺は涙を少し流して言った。
久しぶりに俺は涙を流した。
そして俺は自分の罪の制裁にまずこの頼りない男を無事に脱出させることを決めた。


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