27 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 17:50:41.44 ID:1X8Lh0Je0
『第二話 ('A`)の場合 (9月29日)』

・・・・・ここは地獄か?
俺は死んだのか?
すると目の前にいる奴は死神か・・・
痛みも消えている。
ここが地獄ならなかなか住み心地が良さそうだな・・・・・
( ゚∀゚) ・・・・・・・・・・・
( ゚∀゚) ・・・・・・い・・・・・
( ゚∀゚) ・・・おい・・・・
( ゚∀゚) おい!
('A`) ・・・!?


29 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 17:55:09.09 ID:1X8Lh0Je0
気づくと俺は小部屋の隅に倒れかけていた。
( ゚∀゚) やっと起きたか・・・
何故だかしらないが傭兵風の男が壁により掛かっている。
・・・誰だこいつ?敵意はなさそうだが・・・?
( ゚∀゚) ・・・関係ないことかもしれないが君は奇跡という物を信じるほうか?
('A`) は?
( ゚∀゚) ・・・嫌・・・なんでもない。忘れてくれ・・・
何なんだこいつ?
俺が不思議に思っていると男は自分の事をペラペラと話し始めた。
( ゚∀゚) ・・・・・・と、言うことだ。VIPビルへの道は分かるな?
・・・話をまとめると、奴が傭兵と言うこと。奴の仲間は皆死んだこと。男の任務は生存者の救出と町の状況報告であること。脱出への方法があること。とまぁそのぐらいだな。
そして、どうやら俺の他にも生存者を助けてるみたいだ。
そこら辺の話を聞くと、男は今まで助けたのは俺を含めて3人。皆全て警官だったらしい。
・・・どうやら俺の他にも仲間の警官が生きているらしい。
多少の安心を覚えながら俺は男に聞いた。
('A`) どうして俺を助けた?


30 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 18:01:15.82 ID:1X8Lh0Je0
ジョルジュは少し驚いたらしく「何故そんなことを」と聞き返してきた。
・・・・・俺は今までやってきたことを全て吐いた。吐くと同時に体が楽になった気がした。
( ゚∀゚) ・・・・・そうか・・・
('A`) 分かるだろ?俺の気持ちが。今まで自分の利益のために非道なことをやってきた。そして今俺は裁きをかけられていた。死と言うな。なのに何故助けたんだ?
本当はここまで自分のことを人に話すのは抵抗があった。
しかし今この機会を逃すともう二度と自分の事が話せない気がして俺は全てを話した。話して楽になりたかったんだろうと思う。
( ゚∀゚) ・・・・・なるほどな。
ジョルジュはしばらく考えて言った。
( ゚∀゚) 俺は別に聖職者でもなければキリスタンでもない。だからお前の死を止める権利は俺にはない。
('A`) なら・・・
( ゚∀゚) でもな・・・でもな俺はお前を助けた。俺は死にそうな奴を助けないほど非常ではない。傭兵らしくないが、もう俺は人の死を見たくないんだ。だから俺はこれが終わった暁には傭兵業を引退して静かに余生を過ごすきさ。
('A`) ・・・・・
( ゚∀゚) スマン、話がずれたな。話を元に戻すが、お前は死ぬことで裁かれると思っているようだが、実際死ななかった。つまり神はお前を生かすことで裁きをかける気では無いだろうか?
('A`) し、しかし生きるとしても俺は何をすればいい?俺はもう何もできない。出来ないんだ!
俺は半泣きになって尋ねた。自分という存在がちっぽけで一体どうすれば良いのかが分からないからだ。
( ゚∀゚) ・・・する事が見つからないなら探せばいい。自分の罪を完全とは言わないが死ぬまで償えばいい。それがお前に出来る事だ。
ジョルジュは優しそうに言ったが俺はどうも納得がいかない。
( ゚∀゚) まぁ他人の人生など俺がとやかく言うことではないがな。とりあえず俺の為にも生きてくれ。
('A`) 俺のため?


31 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 18:03:02.02 ID:1X8Lh0Je0
(;゚∀゚) ・・・・・弾が無くなり始めている。この街から脱出するためにも豊富な武器を持ったお前がいないと多分生きていられない。だから死なないで俺を助けてくれ。」
ジョルジュは真剣そうに言った。
('A`) ・・・・・
・・・・・俺は迷っていた。死ぬことは容易い。今でも出来る。しかし生きることは難しい。死ぬことより苦心して生きた方が良いのだろうか?
・・・分からない?俺はどうすればいいのか?


33 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 18:05:57.67 ID:1X8Lh0Je0
('A`) ・・・・・・
( ゚∀゚) まだ悩んでいるのか?悩むならここを脱出してからにしてくれ。それで良いだろ。
('A`) ・・・・・・
( ゚∀゚) それに一生童貞のまま人生を終わらせるのは・・・いやだろ?
('A`) ・・・分かった。しかしこれはあくまでお前を助けるために生きるんだ。脱出した際には俺が何をしようが俺の勝手だ!良いな?」
精一杯の強がりを言ったがジョルジュは軽く笑って流した。


35 :1 ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/22(水) 18:09:50.80 ID:1X8Lh0Je0
( ゚∀゚) 分かった分かった。では俺を生かす為にVIPビルまで行くぞ!そしてこの街を脱出した暁には女と一発やるぞ!
この行為は俺にとってかなり不本意だが・・・まぁいい。死ぬ前に人助けも良いだろう。
ただこれだけは分かって欲しい。俺は決して自分の罪を忘れないと言うことを。
俺は地獄に行くことは後悔していない。
俺はいつか神によって滅ぼされるだろう。
しかし死ぬまでに罪を出来るだけ償うことも良いだろう。
俺が死ぬまでにいったい何人助けられるか・・・
今から楽しみだぜ!


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