530 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:29:23.18 ID:Ge2B0h+r0
〜おまけ〜
(´・ω・`) ・・・・・・・・
(*‘ω‘ *) 南無阿弥陀陸奥南無阿弥陀陸奥
(´・ω・`) ・・・・・・・・
(*‘ω‘ *) 南無阿弥陀陸奥南無阿弥陀陸奥
(´・ω・`) ・・・・・・・・
(*‘ω‘ *) 南無阿弥陀陸奥南無阿弥陀陸奥珍歩津歩!
(´・ω・`) ・・・・先生・・・今最後変なこと言いませんでしたか?
(*‘ω‘ *) ノゥ!私英語分かりませーん。
(´・ω・`) ・・・・・・・
(*‘ω‘ *) 冗談じゃ。
(´・ω・`) ・・・・・・・


531 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:29:57.08 ID:Ge2B0h+r0
今私はニホンのトウホクという所にいる。
そこにいる「イタコ」と呼ばれる魔術師に会いに来たのだ。
何でもイタコは死者と話ができ、しかも降霊とかいうもので死者を自分の身体に憑依することができるらしい。
私はあの事件の後生き甲斐を失った。
もう、助ける者も助けられることもなくなったからだ。
ブーンはああみえてちゃんとしている。
私がいなくてもあのツンとか言う婚約者・・・いや奥さんだったな・・・がいれば大丈夫だろう。
ドクヲやジョルジュに関しては・・・もはや私以上の精神力と体力がある。今更私がどうこうできるレベルではない。
あの事件の被害者達・・・彼らについては私一人ではどうにも出来ない。
何かの復興組織に付くことも出来るが・・・そこまで私はしたくはない。
彼らはきっと自らの力で立ち上がれるだろう。
・・・・・・・


532 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:30:22.51 ID:Ge2B0h+r0
だから私は何もすることがない。
生き甲斐を無くしてしまった。
(*‘ω‘ *) 南無阿弥陀陸奥南無阿弥陀陸奥
(´・ω・`) ・・・・・・・・
結局私は、このような人道からはずれた方法で死者に会おうとしている。
実際こんな方法で死者にあえるとは思ってない。多分いかさまであろうとは分かっている。
でも、私にとってもはやすべきことはこれしかなくなってしまったのだ。
(*‘ω‘ *) 南無阿弥陀陸奥南無阿弥陀陸奥
(´・ω・`) ・・・・・・・・
私は生きていても意味がないのだろうか・・・
やはり死んだ方が良いのだろうか・・・



535 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:31:18.61 ID:Ge2B0h+r0

(*‘ω‘ *) ・・・だめだ、ショボン。
(´・ω・`) ・・・・・ッ!?
ク、クー・・・!?
(*‘ω‘ *) ・・・死ぬな。君は死んではいけない。
(´・ω・`) ・・・クーなのか!?本当にクーなのか!?
(*‘ω‘ *) ・・・・・・
(´・ω・`) 本当にクーなのか!?なぁ!?私はどうすればいい!私はこのまま生きていてもいいのか!?
(*‘ω‘ *) ・・・・・私は、君が好きだ。この気持ちは死んでも変わらない。
(´・ω・`) ・・・・・・・
(*‘ω‘ *) 愛しい君がもし、死んでしまったら、私は泣く。例え死んでいてもこの身が無くても泣く。
(´・ω・`) ・・・・・・
(*‘ω‘ *) ショボン・・・いつから君は私を泣かすようになったんだ?
(´・ω・`) ・・・・っそ、それは・・・
(*‘ω‘ *) 君はあと100年は生きなくては駄目だ。100年間幸せになってくれないと駄目だ。
(´・ω・`) ・・・・・・・・
(*‘ω‘ *) 私のタメじゃない。君の、ショボンのためだ。・・・君は優しすぎる。
(´・ω・`) ・・・・・・・・・
(*‘ω‘ *) もう少し自己中に生きてくれ。自己中に生きて、人生を楽しんで・・・いつか私を忘れてくれ。
(´・ω・`) ・・・・・・・・・
(*‘ω‘ *) それが私の君に対する、最後のわがままだ。
(´・ω・`) ・・・・クー・・・
(*‘ω‘ *) 約束だ。ショボン、約束だ。
(´・ω・`) ・・・・・・・・
(*‘ω‘ *) ・・・・私は今でも、これからも君が好きだ。だから約束だ・・・
(´・ω・`) ・・・・・・・・・・ああ・・・・・
(*‘ω‘ *) ・・・・・・・・・・・ありがとう。



538 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:32:20.11 ID:Ge2B0h+r0



(*‘ω‘ *) ・・・・・どうでしたか?
(´・ω・`) ・・・先生・・・
(*‘ω‘ *) 貴方の気持ちは変わりましたか。
(´・ω・`) ・・・はい・・・
(*‘ω‘ *) ・・・なら良かった。人生をあきらめなさるなよ。
(´・ω・`) ・・・先生、あれは本当にクーの霊だったんですか?



(*‘ω‘ *) いんや。私の演技だ。



541 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:33:06.66 ID:Ge2B0h+r0
(´・ω・`) ・・・・・っな・・・・ッ!?
(*‘ω‘ *) なかなかの演技じゃろ?
(´・ω・`) ・・・一体・・・ど、どういう・・・
(*‘ω‘ *) ・・・もし儂がクーとか言う貴方の彼女さんなら・・・儂はそう思ったんじゃ。
(´・ω・`) ・・・そういうことでは・・・・
(*‘ω‘ *) 死者がはなせるわけがないじゃろ。
(´・ω・`) ・・・・・・
(*‘ω‘ *) ・・・だが、儂はイタコの末裔。少しながら死者ともはなせる。儂だけにじゃがな。
(*‘ω‘ *) じゃが、今回は駄目じゃった。彼女の霊はこの世にはいないようじゃ。
(´・ω・`) ・・・・どういう・・・
(*‘ω‘ *) 成仏したんじゃよ。成仏した霊には幾らイタコの儂でもはなせん。
(´・ω・`) ・・・・・え・・・・
(*‘ω‘ *) きっとクーさんは安心じゃったんだろう。お主のことが。
(*‘ω‘ *) お主なら自力で生きていける。自分の力が無くても、自分がいなくてもお主なら大丈夫だと思ったんだろう。
(´・ω・`) ・・・・・・・


544 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:34:22.75 ID:Ge2B0h+r0
(*‘ω‘ *) この世に未練がない霊は成仏する・・・彼女の気持ちは少なからず儂のと同じじゃろ。
(´・ω・`) ・・・・・・・
(*‘ω‘ *) クーさんはお主のことを信頼していたんじゃろうな。
(´・ω・`) ・・・・・・ひどい・・・ですね。
(*‘ω‘ *) ・・・・・ん?
(´・ω・`) ・・・・・私はさんざん悩み、苦しみ、そして生きてきたのに、あいつはすぐに成仏した・・・
(*‘ω‘ *) ・・・・・・・・
(´・ω・`) ・・・・・本当にひどいですよ・・・私の気持ち無視じゃないですか。
(*‘ω‘ *) ・・・・・それは・・・
(´・ω・`) ・・・死者なら、幽霊ならもっと人の気持ち読むとか出来てもおかしくないのに・・・
(*‘ω‘ *) ・・・・・・・・・・・
(´・ω・`) ・・・本当に彼女はひどい、ひどすぎる。・・・だけど、
(´・ω・`) そんな彼女だからこそ、私が惚れたんです。
(*‘ω‘ *) ・・・そうじゃろうな。
(´・ω・`) ・・・いつもいつも私の気持ちを無視して、自分の都合ばかりで物事を進めて・・・
(*‘ω‘ *) ・・・それはお主を信頼していたんじゃよ。自分の都合もお主ならできると信頼して、進めたんじゃな。
(´・ω・`) ・・・・はい、・・・だからひどいんですよ。・・・私はそこまで強くないのに・・・
(´・ω・`) 彼女がいなければ何も出来ない弱い生き物なのに・・・
(*‘ω‘ *) ・・・・・・・・・・


546 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:35:13.82 ID:Ge2B0h+r0
(´・ω・`) ・・・決めました。生きます。私はいきます。
(*‘ω‘ *) ・・・そうか・・・
(´・ω・`) 例え生き甲斐が無くても、私は生きます。クーの考えているとおりにします。
(´・ω・`) そしていつか、クーの思惑以上に大きくなって、寿命を全うして・・・そして死にます。
(*‘ω‘ *) そうか・・・がんばれよ。
(´・ω・`) ・・・はい。
(´・ω・`) ・・・ところで、あのときの貴方の言葉は・・・
(*‘ω‘ *) ・・・儂のアドリブじゃ。・・・だが、お主は他人のことばかり考えている、最も今までの動作からそう思ったのじゃが・・・それで他己中なところはなおした方が良い。
(´・ω・`) それもクーがいうと思ったんですか?
(*‘ω‘ *) いいや・・・年寄りの忠告じゃ。
(´・ω・`) ・・・・・・・
(´・ω・`) ・・・・・本当にありがとうございます。
(*‘ω‘ *) さぁ、もういきなさい。お金はいらない、儂はただ説教しただけだからな。

(*‘ω‘ *) お主を待っている故郷へと!


547 : ◆Vlj2yBiNCk :2006/03/23(木) 21:35:52.11 ID:Ge2B0h+r0
生きよう。
それが私の結論だ。
どこも修飾しない、ただの「生きよう。」
それが私の結論だ。

生きよう。

〜おまけEND〜


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